「本を読んでも内容を忘れる人」は必読!『レバレッジリーディング』とは?
本記事を読んでくれているあなたは、きっと読書家なのだと思います。
だからこそ、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
- せっかく本を読んだのに、すぐ内容を忘れる
- むやみやたらに本に手を出し、どの本も仕事・日常に生かせていない
- 内容を忘れないためには読書メモがいいと聞いた。でも、取り方がわからない
- 多読・速読に挑戦しているけど、うまくいかない
ちなみに、これらは全部僕の悩み。
僕は異常に向上心が高く、1日に何冊も本を読んだのですが、日常生活で知識が全く生きていませんでした。
正直、1週間後にはほとんど忘れていたと思います。
読書をすることで、「自分は成長しているんだ」って言い聞かせているに過ぎなかったんです・・・
ともっち
ただ、そんな時に、一冊の本に出会うことができました。
本田直之さんの著書『レバレッジ・リーディング』です。
本書は、数ある読書術・速読術の本の中でもかなり本質的なことを言っており、仕事・日常生活への応用性が重視されています。僕の読書の質を格段に上げてくれた一冊です。
本記事では、「レバレッジ・リーディング」の基本的な考え方・速読法・読書メモについてを紹介をしていきます!
レバレッジ・リーディングとは?
前述しましたが、僕は、「読書する=自分は成長している」という自己満足に陥ってました。
でも、レバレッジ・リーディングによって、多大のメリットを受けることができるように。
具体的には以下の通りです。
- 一冊平均1時間ほどで読めるようなり、読める冊数が増えた
- ブログでのインプット→アウトプットの循環が向上した
- 得た情報を忘れない仕組みを作ることができた
などなど・・僕が先ほど挙げた悩みを一気に解決することができました。
以下に、「レバレッジ・リーディング」の基本的な考え方を記しておきます。
- 速読よりも多読。
- 本一冊から得た知識は将来100倍になって返ってくる。
- ビジネスにおいてレバレッジをかけるためには、本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用する。
- 大事なことは、本を読んで得た知識で何をするか。インプットするだけではただの自己満足にすぎない。いかにアウトプットするかが勝負。
- 多読はあくまで手段・投資活動。投資の結果を出すのが最終目的。つまり読んだ内容を仕事に生かすことが目的。
- 目的をはっきり持って読むべき本を峻別し、役に立たない部分はどんどん捨てていく
「本当に必要な本」の選び方
僕を含めて、読者好きな人に多いのは、本を無意識に読まされるということです。
なんとなく手に取った本で「人生変わった」っていう人もいるとは思いますが、僕らの時間は有限。
本はあくまで問題解決の一つの手段であるという意識で読む方がよっぽど効率的で、実生活への応用も効きます。
なんのための読書なのかという意識を強く持ちましょう!! ともっち
目的を持つ
まず第一に必要不可欠なのが、「目的を持って本を選ぶ」ことです。「自分の人生の目標は何か」「現状の課題は何か」という大きな目標があれば、「今、自分にはどんな本が必要か」ということがはっきり意識できます。
本を無意識気のうちに読まされているなんて状態に陥らないように、目的をはっきりさせることが先決。
そして、本を書店やAmazonで選ぶ際のポイントとしては、目次と前書き・後書きをサッと読むことです。
Amazonでは、ほとんどの本で、「なか身検索!」というサービスが適応可能で、目次と前書き・後書きくらいは購入前に読むことができます。自分が本当に求めているの本なのかを事前にチェックしてみてください!
こんな感じで、「なか身検索!」は超便利です。
経験ベースの本を読む
即戦力になるのは、自分にとってやさしい本、読みやすい本のほうがビジネスに役立つのは、理論より、実践のノウハウということです。したがって「教養本」の本ではなく、「経験型」の本を選ぶべきです。
もちろん、理論がひたすら述べられた教養本からも、体系的に多くを学ぶことは可能です。
しかし、経験型の本を読む方が、自分の生活で使われるリアルなシーンをイメージしやすいです。本を読みながら、書かれていることを自分の身に置き換えながら読むことができますよね。
特に、ある分野について新しく学ぶのであれば、経験ベースの本を選んだ方がいいかもしれません。
1時間で読み切る速読・多読術
次に、より多くの本を読むために一冊の本1時間で読み切る速読・多読術について。
読み飛ばす
レバレッジ・リーディングはあくまでも問題解決のヒントを探すという投資活動。単に本を多く読むのではなく、自分の課題や目的にとって必要な情報が得られればそれで十分と考えます。
そのため、余計なところは読まずにポイントを拾う読み方をします。本は最初から最後まできちんと読むものではないのです。
常に目的意識を持って、いらないところは切り捨てる読み方をすると、本を短期間でストレスなく読むことができます。
詳しいやり方までは、本書評記事では書けないので、レバレッジ・リーディングのやり方を完全に真似してやってみてください。
読みながら書き込む
当然、読み飛ばすというのは、理解しないということではありません。
しかし、スピードをあげて読んでいく以上、後に、「どこが重要なポイントだったか」わからなくなる可能性があります。
そのため、重要だと思った部分には、マークを付ける。
気づきがあれば、余白に文字を書き込む、ページを折って後でわかるようにするなどの能動的な読書をしていきます。
「本が汚れる」とかに躊躇せず、アクティブな読書を行うのが「レバレッジ・リーディング」の大きな特徴です。
本の内容を忘れないに「レバレッジメモ」を作成
本田さんによると、本が無駄になってしまう理由は2つです。
1つ目が、ポイントをメモしないから。
2つ目が、実行しないから。
そのため、いつでもインプットしたことを実行できるようなメモを作ることが大切です。
それが、本書で紹介されてい「レバレッジメモ」というもの。
レバレッジメモとは?
先ほど、読書中に本に書き込んだり、マーカーで線を引くといいましたが、その中でも特に大切だと思うことをメモします。
ちなみに、レバレッジメモは今まで読んだ本から得た集合知であるため、ジャンルが混在しているんです。
そのため、「仕事術」「心理学」とかなんでもいいのですが、カテゴリー分けすることによって、情報をいつでも引っ張り出せる状態にできます。
僕は読書をするたびに「レバレッジメモ」を作成して、普段見返す癖をつけており、本から得た知識が自分の地肉になっていく感覚があります!
僕のレバレッジメモを公開
レバレッジメモに関しては、本書に詳しいやり方が書いてあるのですが、僕は「Google ドキュメント」を使っています。
カテゴリーは以下のような感じ。仕事とか日常生活とかを含めて、15カテゴリーくらいです。
レバレッジメモは、箇条書きにすることがポイント。
下の例だったら、「タイムマネジメント」に関するレバレッジメモです。
レバレッジリーディングのまとめ
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
読書で悩むのはもう終わり。
「レバレッジリーディング」を読んで、仕事・日常生活の両方に役立つ読書をしていきましょう!
ともっち(@gongondai)でした!
本田直之さんのオススメ本をこちらにまとめておきました↓
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ともっち