【ブスのマーケティング戦略書評】超実用的な恋愛本でした。
こんにちは。
今日は、税理士田村麻美さんが実体験をもとにして書かれた「ブスのマーケティング戦略」という本を紹介していきます!
タイトルの時点で、めちゃめちゃ強烈!中身も結構破天荒です!
「好かれたいんだろう!セックスしたいんだろ!」
など、表現がストレート。
読者にガンガン現実を突きつけ続けます。
一方、恋愛をマーケティングで攻略するという視点は、男の自分にとっても、めちゃめちゃ勉強になりました。
見た目を武器にできない人が
- どうすれば結婚できるのか?
- どうすれば合コンを攻略できるのか?
など、具体的な、自分磨きの方法、恋愛攻略の方法が書かれています。
マーケターの僕としては、恋愛に、3C分析、4P分析とか、マーケティングを応用している点が興味深かったですし、見た目に自信のない男性陣も必読だなと思いました!
この記事では、次の二部構成で、本書の要点をまとめていきます。
- 著者「田村麻美(まみ)さん」の紹介と本書での名言
- ブスのマーケティング戦略」を実践するためにやるべきこと
では、いきます!!
著者「田村麻美さん」の紹介と本書での名言
まず、著者の田村麻美さんですが、現在は東京の足立区で税理士をされています。
今でこそ、ご結婚されて、お子さんもいるそうなのですが、学生時代は、外見が理由で全くモテなかったそうです。
顔が大きい、鼻が低い、一重まぶたなどのコンプレックスがあり、小学生の頃は、「なぜ親は私をこんな容姿に産んだのだろう」と落ち込んでいたそう…。
しかし、そんな田村さん、中学一年生で性に目覚めます。
エッチなテレビドラマを見たことがきっかけで、性欲が大爆発です。
ただ、「自分にはテレビに出てくるような美男子とは付き合えない…」こう考えた田村さんは、ターゲットを「美男子」から「学歴の高い優秀な男子」に変えます。
学歴の高い優秀な男子に出会うために、必死に勉強。
そして、県内トップクラスの進学校に合格します。
田村さんは、「いい男と付き合いたい。やりたい」という性欲をエネルギーに、勉強を必死に頑張りました。
田村さんは、対象読者にこう言っています。
「ブスの多くは自分に自信がなく引っ込み思案な人間が多い。」
「そんなブスに必要なのは「客観的な実績を得て自信をつける」ことなのだ。」
つまり、容姿にコンプレックスがある人ほど、自信を付けるためには、学歴や立派な肩書きなど、わかりやすい武器を身につけろと言っているのです。
たしかに、多少の自信があれば、男性にガンガンアプローチできますし、合コンに参加することもできます。
出会いの場に、躊躇なく繰り出せるから、有利なんです。
顔に自信のない男性もそうですが、自信の根拠になる学歴や肩書きってほんと大事なんです!
さて、田村さんの高校時代はというと…、彼氏はできず。
しかし、「ただのブス」から、「おもしろいブス」「話しかけやすいブス」になり、また、武器を増やしていきました。
田村さんが、面白いことを言っていました。
「美貌」というただひとつの武器しか持っていなかったら、経年劣化したとき、悲劇でしかない。
たしかに!
どうせみんな年老いて、おばさん・おじさんになるんだったら、40代・50代以降、中身がないと大変です。
人生後半においては、外見に頼れなかった代わりに、中身を磨き続けた人の方が有利なのかもしれません。
続いて、大学時代の田村さんですが、18歳で初彼氏、そして、初めてのセックスを経験します。
しかし、彼氏の友達やお母さんに「可愛くない」と言われたりして、1年で破局。
ここは、マジで読んでいても辛くなりました。
ただ、田村さん、この後、そこそこモテていましたし、複数の男性と関係をもったりもしていました。
田村さんはこう言っています。
18歳で処女を喪失してほんとによかった。
一度「選ばれた」ことで、自信がついたし、そのおかげで多くのチャレンジをすることができた、と。
本書では、この後、田村さんの仕事のエピソード、結婚に至るまでのエピソードが書かれているのですが、省略します。
ご興味のある方は、こちらにリンクを貼っているので、ぜひ見てみてください!
現時点では、Kindle unlimitedユーザーなら無料で読めます!
「ブスのマーケティング戦略」を実践するためにやるべきこと
では、本書で述べられている「ブスのマーケティング戦略」を、僕なりに3Stepで要約しました。
なんとなく恋愛をしている方には、役立つと思うので、ぜひ引き続きみてみてください!
Step1.自分を商品と見立てる
まず、Step1は、自分を商品と見立てるという作業。
本書では、恋愛をビジネスと同じように考えます。
商品は自分です。
- 誰に売るのか?
- セールスポイントは何か?
自分を商品として考え、分析しないといけません。
ほとんどの人が感覚的に恋愛をしていると思うのですが、恋愛を戦略的に勝ち抜くためには、自分という商品を詳細に知る必要があるんです。
田村さんは、自分という商品を査定するために、次の5つの指標を作り出しています。
1.見た目
2.経済力
3.学歴
4.人柄
5.個性
これ、僕ら男性も同様ですね。
ちなみに、見た目の分析方法は、
1.集合写真を見る
2.他人と比較して自分の容姿の特徴を書く
結構残酷な作業ですが、目をそらしてはいけないとのことです。
Step2.ターゲットを定める
Step2がターゲットを絞る作業。
恋愛といえば、「イケメンと付き合いたい」「可愛くて、細い子がいい」とか、自分がどうしたいか?ばかりで考えがちです。
でも、それだけでは、自分という商品は売れません。
「相手が欲しい」と思わない限り、商品は売れないんです。
自分を売りたいならば、「自分が売れる層はどんな層か?」から考え、その次に、「自分も欲しいと感じるお客さん」を狙うべきです。
つまり、「相手が欲しい」「自分が欲しい」この二つが交わるところをターゲットとするべきです。
ターゲットを絞る時には、「顔のレベル」「身長・体重」「年収レベル」「性格」などを考え、ターゲットは、「どんな市場にいるか?」と考える必要があります。
合コンなのか、街コンなのか?あるいはマッチングアプリなのか?など。
ちなみに個人的にはマッチングアプリ がおすすめです。
事前に相手の顔・身長・趣味・年収レベルなどわかり、ターゲットを見つけやすいからです。
僕もマッチングアプリをやっていましたが、まさにマーケティングが活用できる場です。僕も実際に彼女ができました。
出会いがないと考えている方には、男女問わず、おすすめです!
マッチングアプリの宣伝みたくなってしまいましたが、話を戻して、「ブスのマーケティング戦略」を実践するためにやるべき3Step目を紹介します。
3.PDCAを回す
Step3は自分という商品が参入する市場で、PDCAを回すことです。
PDCAってビジネスマンはおなじみの用語ですが、著者の田村さんはPDCAを恋愛でも活用しています。PDCAのPとは計画を立てること。
Dとは実際に行動すること。
Cとは成果をチェックすること。
Aとは改善策を立てること です。
田村さんは今まで100回以上、合コンに参加しPDCAを回したそうです。
合コンにPDCAを当てはめるとこうなります。
1.合コンのプランを立てる
2.合コン実行
3.合コンでの振る舞いや相手の反応をチェック
4.反省を次の合コンに生かす
聞いていたら、当たり前のように聞こえますが、恋愛でPDCAを回している人ってほとんどいないですよね?
ま、恋愛でPDCAを回すことが正解でもなければ、敢えて言っていない人も多いと思います。
でも、超イケメンとか美女でもないのに、モテている人って、このPDCAを無意識的に、あるいは意識的に回していたりします。
僕の知り合いのナンパ師さんは、会った女の子との会話、特徴、反省点などを、毎回ノートに書いたりしていました。
ここまでできるかよ?って感じではありますが、ガチでモテるためには、PDCAを回して、確実にレベルアップするって、めちゃくちゃ重要なんですね。
本書に書かれている合コンやPDCAの話は男としてもめちゃ勉強になりました!
ブスのマーケティング戦略まとめ
では、まとめます!
みなさん、どうでしたか?
「ブスのマーケティング戦略」は、なんとなく婚活や、恋人探しをしている人にオススメの一冊です。
恋愛をロジカルに考えることで、人生が変わるという人もいるかと思います!
本書を実際に読んでもらうと、著者田村さんが語る恋愛マーケティングを、より具体的に学ぶことができます!
こちらに本のリンクを貼っていますので、ぜひそちらも見てみてください!