クリティカルシンキングを身につける2つのメリットと3つのポイント
どうもともっち(@gongondai)です!
この世の中に”絶対”ってありますか?
あんな夢は”絶対”に叶わない。この方法でやれば”絶対”儲かるとか。
はっきり言って、絶対はありません。「絶対思考」があなたの仕事・人生の邪魔をします。
今日の記事のテーマは、「この世に絶対ってものを作り上げるな。」「常識を疑ってかかれ!」という思考について。
この”クリティカルシンキング(批判的思考)”を日々に取り入れれば、仕事がうまく回る。人生すらもうまくいきます。
絶対を疑う思考法。 「クリティカルシンキング」を紹介していきます。
クリティカルシンキングとは
何か大きな成果を残す成功者の多くは、”絶対”という認識をあまり持ちません。
いい意味で物事を疑っています。
「それってホントなの?」「何で絶対って言えるの?」って具合で、物事を考えるときの姿勢が客観的でありながらも深いんですね。
この思考方法が、”クリティカルシンキング”というもの。
何だか難しそうですが、いたってシンプル。ただ、決めつけず、違う視点でものごとを見ればいいのです。
クリティカルシンキングを習得していれば、物事を他人の解釈や固定観念でうけとるようなことはしません。本質を捉え、自分で解釈しようとします。
僕がクリティカルシンキングに興味を持ったのは、大尊敬の戦略コンサルタントShinさんのブログを読んで。
ShinさんのオンラインサロンPlayersにも入りました。
クリティカルシンキング(CT)の基本は「絶対はない」という考え方を習慣づけること。
・CTが出来ない人:質の高い資料が作れなかったり、傲慢になりやすい
・CTが出来る人:自然と高品質のアウトプットを作り、謙虚になる傾向にあるpic.twitter.com/rPZtHHBzyR— Shin_learning (@Shin_learning) 2017年12月22日
クリティカルシンキングの2つのメリット
常識や固定観念は他人の意見であり、あなたが作り上げたものではありません。
だから、他人と同じように考えてもそれがあなたにとっていいとは限りませんし、楽な方向に逃げて、思考停止するだけです。
クリティカルシンキングを自分の思考の中に持っておけば、人生は楽しくかつ上手く進むと僕は考えています。
僕が考えるクリティカルシンキングのメリットを2つ挙げておきます。
1. 問題解決能力が上がる
まず、1つ目は問題解決の質とスピードが格段に上がるということです。
問題解決において最も難しいのが真の問題を捉えることです。
まず、何が問題なのか知らないことには始まらない。
しかし、多くの人がここでつまずきます。
「これって本当に問題なの?」「何でこれが問題なの?」
問題の本質を捉えることができれば、あとは解決するだけです。クリティカルシンキングによって思考に深みが増し、あらゆる問題解決に役立ちます。
例を挙げてみましょう。
僕はブログを書いていますが、書くのが遅いのが悩みだとします。
そんな時、「何が本当の問題なのか?」を一通り挙げてみます。
今回は、仮に原因を集中力がないこととしてみましょう。
ここで、考えるべきは、「本当に集中力がないことが原因なのか?」「なぜ集中力がないのか?」です。
批判的思考によって、もう少し深掘りしてみます。
そもそも集中できる環境に身を置いていないのではないか?
カフェとか場所を変えて勉強してみるのはどうだろうか?
集中できないってことは、書くネタに面白みがなく、本当は自分は興味を持てていないのではないか?
ともっち
集中力を分解して考えていけば、本質的な問題点に近づくことができます。集中力がないというのは原因ではなくて、結果だったとわかってくるんですね。
2. ポジティブになれる
2つ目はポジティブになれるという点です。
「それって本当に嫌なことばっかりなのか?」「何で嫌な気持ちなのか?」を考えるとポジティブ思考ができるようになります。
例えば、仕事で苦手な人と付き合わなければいけないとします。
ああ、「〇〇さん嫌いだなあ」って、仕事やりたくなくなりますよね…
でも、ここでどうにか視点を変えてみてください。
この人って本当に自分にとって嫌な人なんだろうか?
何で嫌なんだ?ただ、意見が違うだけだからじゃないのか?
この人から得られる何かしらのメリットはないだろうか?
ともっち
嫌いな人と付き合う的にも、一回自分の中の固定観念を取り払う。そして、相手のいい部分を探すと少しは気持ちが楽になると思います!
また、「私は将来やりたいことがないから…..」とネガティブになっている人がいます。
そのような方も「将来やりたいことがないって本当か?」「何でやりたいことがないんだろう?」ってクリティカルに物事を捉えれば視点も変わり、好転します。
「そもそもやりたいことが見つかるくらい、何かに打ち込んでみたっけ?」という感じにまずは行動を起こすべきだということがわかってきます。
クリティカルシンキングによって、やるべきことが明確化されていきます。
クリティカルシンキングの3つのポイント
この記事をここまで読んでくれているあなたは、クリティカルシンキングのポイントをすでに抑えていると思います。
しかし、ここではっきりとまとめておきたいと思います。
ポイントは3つだけ。
1.目的に立ち返る
「そもそもこれは何のためにやるんだっけ?」
原点に立ち返って考えてみることで本質的な論点を見極めることができます。
目的から考えて、これは本当にやる必要があるのか。
先にやるべきことがあるんじゃないかとか。
やるべきこと、やめるべきことを決めることは重要です。
2. 普段の自分と逆の思考をしてみる
僕たちは、それぞれ”思考の癖”を持っています。
ネガティブな方に思考が回りがちな人。お金が第一優先になっている人。人には、良し悪しにかかわらず、思考の癖というものがあります。
その思考の癖を持ち続けている限り、人生にも大きな変化はないでしょうし、向上も難しい。だから、まず、自分の思考の癖を知ることが大事です。
何かしらの感情の変化があったら、「あ、今自分こんなこと考えたなー。」みたいな。
自分の思考の癖を知った上で、あえて真逆の思考で物事をとらえてみてください。
3.自問自答を続ける
自問自答は、今回の記事でたくさん例に挙げてきました。
以下の3つの質問を自身に投げかけてみてください。
「本当に?」「なぜ?」「だから何?何が言えるの?」
問いを怠った時点で思考停止です。自分の中の常識や固定観念を疑い続けてみてください!
まとめ
クリティカルシンキングはあなたの中にある常識を一旦封じ込めます。
上記の3つのポイントを意識してクリティカルシンキングを続ければ、あなたの人生はさらに豊かになるはず。
本質を見抜き、人生を上手に楽しく生きていくためのカギになるのではないでしょうか?
ともっち(@gongondai)でした!
ともっち