【フランクリン効果×心理テクニック】頼みごとをして相手に好かれる方法
どうもともっち(@gongondai)です!
「フランクリン効果」って知ってますか?
正しくは、「ベンジャミン・フランクリン効果」なのですが。
以前は、「返報性の原理」を紹介しました。返報性の原理とは相手に好意を向けたら、相手も自分に好意を返したくなるという原理で、日常生活で超使えます(記事最後で紹介)。
今回紹介する「フランクリン効果」も日常生活で使える心理テクニックです。
本記事は、以下の三部構成になっています。
- フランクリン効果とは?
- フランクリン効果を使って人に「好かれる」
- フランクリン効果を使って人を「好きになる」
フランクリン効果とは?
「フランクリン効果」は、返報性の原理と少し違って、助けた人を好きになるっていう効果です。
助けた相手を好きになるって、なんだか不思議な感じですよね。
フランクリン効果は、18世紀の政治家、ベンジャミン・フランクリンの名前から来ています。フランクリン効果の由来を簡単に説明しておきますね。
フランクリンはとある政治家に協力してほしいことがありました。
しかし、フランクリンとその政治家は仲がいいとは言えませんでした。その政治家が気難しい人だったからです。
でも、フランクリンは、なんとかして、その政治家と仲良くなる必要がありました。
そんな中、その政治家は読書家であり、ある希少な本を持っていることを耳にします。
そこで、フランクリンは、今の「フランクリン効果」を利用します。フランクリンが意図的に用いたのかどうかはわかりませんが。
フランクリンはその政治家に希少な本を貸して欲しいとお願いしたそうです。そして、フランクリンは無事に本を借りることができました。
すると、フランクリンとその政治家の間に変化が訪れます。後日、いつもは気難しいその政治家の方からフランクリンに優しく話しかけてくれたのだそうです。
親切な行為を施した相手を好きになるのがフランクリン効果。政治家もフランクリンに好意を施したことから、後の対応が優しいもの変わっています。
なぜか?
それは、人は「自分の行動」と「感情」を無意識にすりあ合わせようとしているからです。
本来なら、「仲が良い」から「助ける」ですよね。でも「助ける」から「仲が良いはず」と無意識に整合性を合わせようとするのです。相手に親切にすると、相手を好きになるとはこういうことです。
フランクリン効果を、僕も日常生活の中で経験したことがあります。
例えば、バイトの後輩に「お会計の仕方」について質問されたことがあります。少し時間はかかってしまいましたが、後輩に丁寧に教えてあげました。
この時の僕の心境は、なんだかいいものでしたね。自分を頼ってくれたことが嬉しかったですし、もっと教えてあげたいと思えたんです。
その後輩にいい印象を持った気がします。
人は頼みごとをされると、いい具合に承認欲求が満たされるんですね笑
相手に好かれよう
普段、あまり親密ではない人や、気になる人ともっと距離を縮めたい場合にフランクリン効果は有効です。
ちょっとお願い事をするだけでいいのです。
「ゴメン、ちょっとペン貸して」とかでオッケー。相手との距離縮まって、何か起こるかもしれません!
また、大きなお願いをするときにも有効です。小さなお願いを大きなお願いの前に挟んでおくとかなり効果的。
親切なことをすると、もっと親切なことをしてあげたくなるという特性があるからです。
やっぱ心理学面白い
[フランクリン効果]誰かに親切を施した人間は、
相手にもっと親切な行為をしてあげたいと思うらしい。
大きなお願いをしたいなら、
小さなお願いを挟むといいってこと。— ブロガーともっち (@gongondai) 2017年12月17日
相手を好きになろう
繰り返しになりますが、フランクリン効果は、助けた人を好きになるっていう効果です。
つまり、人を好きになるためには、助けてあげればいいんですね。
フランクリン効果は、人から好かれるためだけではなくて、人を好きになるためにも有効でだってことです。
ちょっと苦手な人や距離感がある人には、あえて救いの手を差し伸べてみましょう。
距離が縮まってビジネスでも日常生活でもうまくいくかもしれません。
さいごに
これは、ロシアの作家トルストイが残した言葉です。
「私たちが人を好きになるのは、相手からしてもらったことのためではなく、自分が相手にしてあげたことのためである・・・」
出典ネクストリーダー 次世代リーダーのための無料Eマガジン|ダイレクト出版
人に好かれるためには頼みごとを。人を好きになるためには相手に与えてみましょう!!
次はこちらの記事。人に好かれるためには、まずは相手を好きになること。
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