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【これは壮絶!】韓国の就活事情はあまりにも大変で厳しすぎた

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株式会社グロースバリュ代表取締役。新卒では外資コンサル含め5社内定→しかし内定辞退→借金60万円...→1日15時間労働→死ぬ気で月収100万達成!→渋谷に会社設立。このブログでは大学生の自己投資・就職活動について発信中!

 

 

どうも18卒のともっち(@gongondai)です!

 

僕が就活中に驚いたのが、多くの外国人が日本で就活をしているということ。

いろんな国籍の方と会いましたが、特に、韓国人と中国人就活生の数は多かったです。

 

僕が受けたある会社のグループディスカッションでは、6人中2人が韓国人でした。

 

今回の記事では、韓国人がなぜこんなにも日本で就活をするのかについて書いています。

また、韓国と日本の就活との差をはっきりさせながら、韓国の厳しすぎる就活事情もお伝えしていきます!

 

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 韓国の就職活動事情

 

まず、韓国の就活がどういった仕組みになっているのか。

簡単に説明しますね。

 

1.採用時期

 

今の日本の就活はだいたい3年生の終わりから始まって夏休みまでには終わるというのが一般的です。

しかし、韓国の新卒就活は4年生の9月くらい、卒業直前に始まるのが一般的です。

 

2.新卒の捉え方

 

日本の就活では、新卒であるということ、それ自体が大きなステータスです。

しかし、韓国では、実力重視です。日本みたく将来のポテンシャルを重視するのではなく、今その時点の実力を重視します。

 

そのため、日本の就活時期とはズレるようです。日本では3年の終わりから4年の初期が就活時期。それに対して、韓国ではスキルアップした大学卒業前、卒業後と遅い時期での就活になります。

 

この実力主義の傾向は韓国のみならず、世界で言えることです。大学在学中の早くから内定を出し、ポテンシャル採用をしているのは日本くらいでしょう。

 

3.資格重視

 

日本では資格がなくても入社してから勉強して身につけてもらえばいいっていうスタンス。それに対して、韓国では、入社時の資格をとことん重要視。

僕の韓国人の友人がよく言ってたのは、

帰国してからTOEIC受けないと〜

韓国ではかなり英語力が重視されるらしく、有名企業に入社するには最低でも800点、時には、900点必要です。

資格がその人のスキル、実力であるという考え方が日本よりも強いんです。

 

4.ポジション別採用

 

日本の新卒就活では総合職、一般職などのようにザックリと採用されることが多いです。

入社後にポジションが決まるというもの。

しかし、韓国ではいきなりポジション、職種ごとに採用されます。

これも韓国のみならず、海外では普通です。

 

韓国は超就職氷河期!?

 

 

韓国の驚くべき就職率の低さ

 

2017年現在、日本は超売り手市場で、大学を卒業した人の就職率は約98%。ほぼ全員が就職可能で、大手企業でも採用を増やしている企業は多いです。

 

それに対して、韓国の就職率はたったの約60%。

50%台だった2010代年代初期よりは回復していますが、未だに就職氷河期なんですね。韓国のトップ「ソウル大学」でも大手企業に就職できるのは、50%未満です。

 

韓国の一般企業の年収が低い

 

また、日本では大学卒業後には、正社員として働くのが一般的。

しかし、韓国では、就職できない人は大学院に行くか、海外留学するかです。そして、金銭的に余裕のない人は、就職のための留年をするか、非正規社員として働きます

派遣などの非正規社員の割合は正規社員と比べてはるかに高いのが現実です。

 

就職する青年層のうち、非正規の割合は40%ほど。月給15万円に満たない人も40%を超えるとのことです。韓国では、正社員として就職することですらハードルが高いんですね。

 

韓国人は国外へ

 

僕は、オーストラリアで1年ワーホリをしましたが、その際に多くの韓国人と会いました。年齢は20歳半ばから後半が多かった印象です。

 

韓国での就職が厳しく、ワーホリで出稼ぎにきたみたいな韓国人は多かったです。日本人のスキルアップや休暇のためのワーホリとは違いました。お金です。

 

また、今話題のフィリピン留学ですが、今ある学校の多くが韓国人経営で、生徒も韓国人です。就職時に高い英語力が必須であるという背景が大きく関わっています。

 

スキルがあり日本語を話せる韓国人学生が、日本の大学や就職に目を向けるのも当然です。

 

就職難の原因

 

韓国では、なぜこんなにも就職が難しいのでしょうか?

原因を簡単の説明します!

 

1.キッカケ

 

きっかけは、1997年の「アジア通貨危機」にあります。この不景気がきっかけで韓国の企業は形態を変わっていきました。

景気が悪化したらクビを切ることができるように、契約社員採用を増やす。という採用スタイルに変わっていったんですね。

そしてその採用形態は、経済が安定している現在まで続いています。

 

2.中小企業が弱い

 

また、現在の韓国の就職難の大きな原因の一つが、財閥系企業に就職希望が集中することです。

サムスンやLGなどの超大手に人気が集中し、その倍率は800倍に到達したりします。日系大手でもそこまでの倍率にはなりませんよね・・・

しかし、なぜ、韓国人は財閥系大手にばっかり就職したがるのか?

 

それは、韓国では中小企業が不安定で、年収が低すぎるからです。

韓国の親は、子供が大企業に入れるように、塾に行かせ、大企業に行けるように一生懸命支えます。親のサポートもあるため多くの大学生が大企業を目指すことになるんです。

 

すると、採用に悪循環がうまれます。財閥系企業にばっかり優秀な人材と金が集まり、中小企業は育ちません。そのため、中小企業の給料は低く不安定ですし、日本のようにどんどんと面白いベンチャーが出てくるような状態ではありません。

その結果、働き口が限定され、多くの人が失業するんです。

 

さいごに

 

韓国の就活事情がそれだけ厳しいかわかっていただけましたか?

日本の就活生は幸せな方です。

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Comment

  1. アバター 大久保 秀夫 より:

    韓国へは、外国人労働者も向かっていると聞く。日本同様景気はそれなりにモッテイルと思います。財閥企業も健在のようだし。

    潰れたとの話は聞きません。おそらく韓国企業自身が、韓国人学生を雇用したくないだと思います。従軍慰安婦/徴用工訴訟学生活動を、身近にけんぶんしているから、労働損害賠償訴訟提訴が怖いんだと思います。中には最初から労働損害賠償訴訟起こすつもりの学生位いるでしょう。日本企業人「カツアゲし易くて、緩(ゆる)い奴ら」位に思われているんでしょう。

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